ANAマイルの有効期限が近い・失効する時にさらに3年間延長する方法

• 公開日：2018年12月21日

一生懸命貯めたANAマイルがまさかの有効期限が目前！すぐに飛行機に乗る予定もないけど、失効だけは避けたい。そんなマイルの有効期限切れが近いあなたのために期限切れ間近のマイルの賢い使い方や延長する方法をお伝えします。

【執筆・監修】陸マイラー・ANAマイラー

ひろ

• ANAマイルの有効期限は獲得から約3年
• 【3年間延長】メトロポイントに交換後、再びANAマイルに交換
• 【1年間延長】スカイコインに交換
• 【1年間延長】ANAご利用券に交換
• 電子マネー・他社ポイントに交換
• ANAセレクション、ANAショッピング A-styleで商品に交換
• 現金に換金
• 寄付・支援

ANAマイルの有効期限は獲得から約3年

ANAマイルの有効期限は、マイルを獲得した月の36ヶ月後の月末までとなります。例えば、2018年12月1日に獲得したマイルは、2021年12月31日まで有効となります。

つまり、マイルの有効期限は貯めてから約3年となります。マイルの有効期限は、ANAマイレージクラブアプリを使うと、わかりやすく確認することができます。

※ANAの上級会員の中でも一番上のクラスとなる「ダイヤモンドサービス」メンバーの場合は、メンバー期間中はマイルの有効期限なくなり失効しなくなります。（流石ダイアモンドです。すごい！）

マイルを一番お得に使う方法は、ANA国際線特典航空券に交換することなのですが、マイルの有効期限を延長することを中心に特典航空券以外の方法をご紹介します。

【3年間延長】メトロポイントに交換後、再びANAマイルに交換

まず、ANAマイルと相互交換ができるメトロポイントに、ソラチカカードを利用して交換します。交換レートは100%ですが、10,000マイルを10,000メトロポイントに交換となるため、1万マイルない方は利用できません。

メトロポイントに交換後は、ソラチカカードで10,000ポイントを9,000マイルに再び交換することで、マイルの有効期限を交換完了から再び3年後にまで延長することができます。

メトロポイントからANAマイルへの交換レートが90%のため、元のマイル数より1割減ってしまいますが、3年間延長できる方法のため、延長させたマイルを使って、特典航空券に交換する計画がある方などにおすすめの方法です。

ANA⇒メトロポイント⇒ANA

1. 

   ANAマイル
   10,000マイル

   100%（約1～2ヶ月）※ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）必須

2. 

   メトロポイント
   10,000ポイント

   90%（約1～2ヶ月）※ANA To Me CARD PASMO JCB（ソラチカカード）必須

3. 

   ANAマイル
   9,000マイル

提携ポイントへの交換は同一年度内の交換マイル数に応じてレートが下がってしまう制限がありますが、ソラチカカードを使用すれば、年間のポイント交換マイル数に関わらず、10,000マイルを10,000メトロポイントに交換可能です。

【1年間延長】スカイコインに交換

ANAの航空券や旅行代金の支払いに充当し現金のように使用することができるスカイコインには、1マイル＝1スカイコイン（1円相当）で交換することが可能です。

スカイコインの有効期限は交換から1年となるため、期限切れそうなマイルでも、スカイコインに交換することで、さらに1年間延長し、航空券の購入等で利用することができます。

なお、スカイコインで購入した航空券は、現金で購入した場合と同じ扱いとなるため、特典航空券と異なり、フライトマイルやライフタイムマイルも貯まります。

スカイコインは1マイル＝1コインでの交換となりますが、10,000マイル以上を交換する場合は、AMCの会員ステータスや所有しているANAカードの種類に応じて交換レートが変わってきます。

スカイコインへの交換レート

【1年間延長】ANAご利用券に交換

航空券や宿泊、機内販売商品の支払いで使えるANAご利用券へ10,000マイルで10,000円分（5,000円×2枚）に交換できます。有効期限は、発行日から12ヶ月目の末日となります。

ANAご利用券はスカイコインに比べると、使える場所が限られ、5,000円未満で使う場合、つり銭もでませんので、あまりおすすめしません。

また、ANAご利用券は、会員本人または事前に特典利用者登録をした人しか使えないのでご注意ください。

電子マネー・他社ポイントに交換

しばらく航空券を購入する予定が特にない方は、電子マネーや他社ポイントに、10,000マイルを10,000円相当の電子マネー・ポイントに交換できます。

電子マネーや他社ポイントの有効期限は、交換先によって異なるので、事前に確認しておくといいでしょう。（電子マネーは無期限や最終利用から4～5年程度、他社ポイントは1～2年程度が多いようです。）

• スターバックスカード
• iTunesギフトコード（2018年12月21日現在 交換停止中）
• 楽天Edy
• iDバリュー
• TOKYU POINT
• メトロポイント
• Suica
• nimocaポイント
• 楽天ポイント
• Tポイント
• nanacoポイント
• JRタワースクエアポイント
• JRキューポ
• ヤマダポイント
• セブンカードポイント
• タカシマヤポイント
• マツモトキヨシ現金ポイント
• カエトクマネー
• PiTaPa ショップ de ポイント
• μstar（ミュースター）ポイント
• はやかけんポイント
• 伊予鉄ICい～カード電子マネー
• 京成グループポイント
• エムアイポイント
• 京急プレミアポイント
• Sポイント

ANAセレクション、ANAショッピング A-styleで商品に交換

マイルの使い道として、商品に交換する方ほがありますが、ANAでは「ANAセレクション」と「ANAショッピング A-style」の2つのサービスがあります。

ANAセレクション

ANAセレクションは、マイルを使って商品に交換ができるサービスです。ANAオリジナル商品をはじめ、食品や生活雑貨などに10,000マイルから交換することができます。（1万マイル未満の場合は、下記のANAショッピング A-styleを利用ください。）

ANAショッピング A-style

ANAショッピング A-styleは、ANAセレクションと似ているサービスなのですが、違いは1マイル＝1円として支払いに使用することができ、マイルで足りない分はクレジットカードで支払うことができます。つまりA-styleとは、ANAが運営する通販サイトの位置づけとなります。

取り扱い商品もANAセレクションより圧倒的に多くバリエーションも豊富で、ANAカードで決済する場合は、マイル値引き後の金額からさらに5%OFFで購入することができます。また、100円につき1マイル貯まります。

特に、ANA限定のオリジナルやANAデザインの商品、様々なブランドとのコラボ商品もあり、いつも私は見てるだけで欲しくなってしまいます...。（マイルじゃなくて普通に買ってもいい商品が多いです。）

現金に換金

ANAのオフィシャルサイトの交換先に、現金は当然ないのですが、一度JRキューポに交換し、さらにGポイントへ交換を進めることで、マイルから交換したポイントを最終的に自分の銀行口座に現金として振り込むことができます。

現金に変えてしまえば、有効期限はなくなるので、有効期限が迫っているけど、使い道が決まりそうにない方は一旦現金に変えてしまうのもありかもしれません。

ただし、交換にはクレジットカードの「JQ SUGOCA ANA」が必要なのと、年度内の提携ポイントへの累計交換数が30,000ポイント以上となる場合は、交換レートが10,000マイル：5,000ポイントと半減するため交換には注意が必要です。

【ANAマイル⇒現金】交換ルート

1. 

   ANAマイル
   10,000マイル

   100%（3～4日後）※JQ SUGOCA ANA必須

2. 

   JRキューポ
   10,000ポイント

   100%（約7日）

3. 

   Gポイント
   10,000G

   90～95%（約7日前後）

4. 

   現金
   9,000～9,500円

寄付・支援

商品やポイント、現金にも交換する必要がないと思う方は、そのまま失効してしまうのではなく、ぜひ寄付や支援にマイルを使ってみてください。

UNESCOへの寄付をはじめ、災害支援、モノづくりクラウドファンディングや社会起業家への支援、環境保全・再生プロジェクトへの支援など、寄付先・支援先を自分で選ぶことができます。

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【執筆・監修】この記事を書いた人

陸マイラー・ANAマイラー

ひろ

旅行が趣味でANA SFC歴2年目です。国内線はANA、国際線はスターアライアンスを中心に搭乗しています。夢は貯めたマイルでファーストクラスに乗ることです。

※本ページは、独自に調査・監修し掲載している内容のため、実際に各サービスの登録・利用及びポイント取得・交換等を行う場合は、各サービスの最新の利用規約・交換条件等を十分にお確かめの上、自己の責任でご利用ください。